産休や育休などの制度がしっかりしている。
日鉄ステンレスを選んだ理由
大学で金属材料工学を研究していました。研究テーマはチタン合金に関するもので、合金元素の種類や量を変化させた際の構造や特性の変化を理論的に考察するというものでした。
日鉄ステンレスへの入社を決めたのは、大学での研究内容と通じるところがあったことが理由の一つです。ステンレスも、鉄にクロムを加えることで、耐食性が飛躍的に向上しますよね。また、自分のいた研究室のOGが企業説明会に来てくれたのですが、女性の研究員が居るという事を知り安心感がありました。産休や育休などの制度がしっかりしていると聞いて、理解のある会社だなと思いました。
研究センターに配属
研究センターに配属され、薄板製品の研究をしています。今担当している研究が商品拡販に役立ったらいいなと思います。男性が多い職場ですが、明るく安心して働ける空気につつまれているので仕事の緊張感が解きほぐされる思いです。週末はくつろぎながら寮で勉強することもあるのですが、理解できない部分は翌週に説明を受けることにしています。優秀な先輩が多く、わかりやすく教えてもらえて助かっています。大学と違い、会社では大きな目的を見据えて、色々な方向から研究をしているという感覚があります。
学生の方へのメッセージ
この会社は重要なテーマでも若手にチャンスを与え、取り組ませてもらえます。日々やりがいを感じながら働いています。女性の研究員の後輩ができたら、不安を感じないように面倒を見させて頂きますので、安心して飛び込んできてください。
上司や周囲の方が相談に乗ってくれる、風通しのいい会社。
職場の健康管理
入社して12年目になりますが、衛生管理者として社員の安全衛生と健康管理を担当しています。2011年には、受動喫煙防止を目的とした分煙・禁煙方針を立案しました。以前は工場内で仕事をしながら喫煙できる環境にありましたが、工場の外に喫煙所を設置し屋内を全面禁煙としました。関係各部署に説明していくうちに、反対していた方々からも最終的には納得して頂き、分煙活動に取り組んで頂いています。
出向いて対話をすること
職場環境をよく知り、対話する事が大切だと思っています。高温環境の職場では熱中症になるリスクが高いため、体調管理や水分塩分補給にポイントがあったり就業上の制限が必要になる事もあります。 そうした社員に、作業や健康面でアドバイスすることもあります。
日鉄ステンレスを選んだ理由
大学で労働衛生工学や予防医学を学んでおり、様々な職場環境のある鉄鋼業ならば自分の知識が生かせるのではと思いました。男性社会という強いイメージがありましたが、実際には女性スタッフも多く働いていましたし、すぐにつきあいのできるグループも出来ました。女性社員が住むマンションの定期的な女子会もありますよ。それにこの会社は育児休業などの制度が充実していますので、今後も出来る限り働き続けたいと思っています。
学生の方へのメッセージ
人と人との間に強い連携がある会社だと思います。進め方に迷ったら上司や周囲の方が相談に乗ってくれます。色んな人と対話しつつ、自分のやりたい事や方向性を決める事が出来るとても風通しのいい会社だと思います。対話は大事と常に言われていますし、まず現場に出向いて、実際に何が起こっているのかをよくみて判断することが求められていると思います。