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2024.11.26

当社のステンレス製品が環境ラベルプログラム「SuMPO EPD(旧エコリーフ)」を取得

日鉄ステンレス株式会社(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:井上 昭彦、以下「当社」)は、カーボンニュートラルを推進するお客様のニーズに応えるため、当社が製造するステンレス鋼製品(薄板・厚板・棒線)において、一般社団法人サステナブル経営推進機構(SuMPO)の環境ラベルプログラムに基づく「SuMPO EPD(旧名称:エコリーフ)」を取得しました。SuMPO EPDの取得は国内ステンレス専業メーカーでは初めてとなります。

SuMPO EPDは、国際規格ISO 14025に準拠した「タイプⅢ環境宣言」で、EPD(Environmental Product Declaration、環境製品宣言)の一つです。LCA(Life Cycle Assessment)手法を用いて、資源採取から製造、物流、使用、廃棄・リサイクルに至るまでの、製品のライフサイクル全体を考えた環境情報を定量的に開示しています。

当社は、2023年12月にSuMPOにより認定されたステンレス製品の環境負荷算定ルール(PCR:Product Category Rule)に基づいてLCA算定を実施し、このたびSUS304、オーステナイト系・二相系(Ni系)、SUS430およびフェライト系・マルテンサイト系(Cr系)の4種のステンレス製品についてEPDを取得しました。今回のSuMPO EPD取得により、お客様は当社ステンレス製品のライフサイクルでの環境負荷を客観的に評価することが可能となり、グリーン購入法に基づく公共調達物品におけるCO2排出量表示等への対応も容易となります。

当社は日本製鉄グループのステンレス鋼事業として、常に世界最高の技術とものづくりの力を追求するとともに、国連で採択された「持続可能な開発目標」(SDGs)にも合致した、リサイクル性に極めて優れ、環境に優しいサステナブルな素材である鉄鋼製品の環境性能開示に今後も積極的に取り組んでまいります。

SuMPO EPD JAPAN VERIFIED

※本EPDはSuMPO環境ラベルプログラムウェブサイトに公開されています。

(お問い合わせ先)

技術部 03-6841-6170