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2020.03.05

当社省合金二相ステンレス鋼がエスフーズ㈱新船橋工場の床板に採用

日鉄ステンレス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 伊藤 仁)の省合金二相ステンレス鋼(SUS821L1(NSSC 2120®) 21%Cr-2%Ni-N)薄板が、「こてっちゃん®」等のブランドを展開する食品メーカーであるエスフーズ株式会社殿 新船橋工場新築工事において、床板用の素材として採用されました。
東洋建設株式会社殿が元請けとなった同工場の新築工事では、株式会社西鋼殿の独自システムを採用、従来のステンレス鋼床材(SUS304)と比べ高強度な当社の独自二相ステンレス鋼を使用することで、素材の薄手化とこれによる軽量化(板厚4.0→3.0mm、鋼材使用量約25%削減)を実現するとともに、現地における施工性を大幅に改善しました。尚 本件は、ステンレス床の施工で、SUS821L1が採用された初の事例となります。
当社は、これまで培ってきたノウハウをベースにソリューションのご提供を通じて、二相ステンレス鋼の一層の用途拡大に注力し、建材をはじめとする幅広い分野でお客様のニーズにお応えしてまいります。

【物件概要】(敬称略)

工事名 エスフーズ株式会社 新船橋工場新築工事
元請 東洋建設株式会社
ステンレス床施工 テクノジャパン株式会社
床施工方法 株式会社 西鋼 独自システム(特許 第3935173号)
施工箇所 ①ミートセンター棟 1階 急速冷凍庫 約25m2
②冷蔵庫棟(通常倉庫)3階 凍結庫1 約70m2
③冷蔵庫棟(通常倉庫)3階 凍結庫2 約70m2 計165m2
鋼材使用量 ステンレス薄板 約5㌧
写真1.エスフーズ㈱殿新船橋工場

写真1.エスフーズ㈱殿新船橋工場

写真2.ステンレス床

写真2.ステンレス床

(お問い合わせ先)

薄板第一営業部 03-6841-4852